
伝統と革新の融合が拓くデザインの未来
CURATION & DESIGN
ファウンダー
澤山乃莉子からの
メッセージ
コンサル・デザインに関わる40年の
集大成としての現事業について
THE HISTORY 循環の歴史と未来
CURATION & DESIGN デザインの循環
キュレーション&デザインというコンセプトは、「建築ならびに空間デザインに、その国や地域の文化をキュレーションし融合させる」考え方です。歴史的・文化的価値を読み解き、それを継承しながら現代の生活性能と新たな価値を加え未来に手渡すという、サステナブルな循環型建築環境の創出を意味します。そしてこれはデザイン現業の中にとどまりません。
PRACTICE 実務における日英での循環
ロンドンでは17年間デザインオフィスを主宰し、歴史的住宅の改築・改修を中心に、建築・インテリアデザインに携わりました。そこで学んだのは、特定の「英国スタイル」ではなく、既存建築の歴史的価値を読み取り、建築とインテリアの専門家が協働し、現代の暮らしに適応させ資産価値と居住価値を高める手法です。幸い、英国では仕事に恵まれ、多くの実績を残すことができました。※Works Residential・Commercial参照。
2017年に帰国し東京で起業。2018年からは高付加価値古民家改修によるCuration Hotelsを企画・開発し、キュレーション&デザインを実装したことで、その多くは、英国を中心とする国際的なデザイン賞で入賞・受賞を果たしました。(トップ動画は該当プロジェクトです。)
FROM PRACTICE TO EDUCATION 実務知を教育へ
東京で3年間日本航空CA、10年間ホテル・レストランのコンサルに携わった後、1995年に渡英。建築・インテリア、照明、装飾芸術、家具、アートビジネスを学び、2000年の起業後も欧州トレンドを継続調査し、知見を文章・教材化しました。
2012年、PIDECの原型となる「澤山塾」を開講。英国のデザインカレッジと提携し、British Council認定のProfessional Diploma in Interior Design取得コースとして、14年間で6期35名が卒業し、BIIDメンバーシップに挑戦。
2017年の本帰国後は、卒業生が実プロジェクトで学ぶプラットフォームを創出しました。
学習の後に実践の場があり、そこで経験を積み、さらに次の職能へ進んでいく環境をつくることは、PIDECが重要視する教育の一部です。
PROFESSIONAL COMMUNITY 個人の学びから専門職コミュニティへ
学びと実務の循環は、やがて個人のキャリアを越えて、専門家同士のネットワークへと広がりました。
PIDECの修了者の大多数は、英国のインテリアデザイン職能団体BIIDの所定の審査を経て「Registered Interior Designer」となり、現在、彼らも含めBIID Japan Chapterは50名規模のコミュニティに成長しています。メンバーはそれぞれの専門領域で実務、教育、団体活動、デザイン賞への挑戦などを続けています。
重要なのは、特定の一人のデザイナーを育てることだけではありません。知識を共有し、互いの専門性を高め、次の世代へ知識を渡していく専門職の環境そのものを育てることです。
PIDEC EDUCATION 研究と実務の知を、2つのイーラーニングへ
①建築インテリア・デザイン学 基礎知識・理論 ABコース(2017年~)
英国の実務と専門教育を基盤とした建築・インテリアの理論を体系的に学ぶプロ向けコースです。
経験値に新しい知識の軸を加え、デザインを見極め、言語化する力、そしてそこから新たなデザインを生み出す力を培います。
全30回 受講料 99,000円(税込)
※ABコース、詳しくはこちらから
②デザイン日本学 Aコース(2026年~)
建築・インテリアデザインに関連する日本文化を、地理・歴史・産業などの包括的な観点から学ぶプロ向けコースです。
日本各地に蓄積された豊かな文化資源を、現代の建築・インテリアへ活かすための知識体系を構築します。
全18回 受講料 99,000円(税込)
※デザイン日本学 詳しくはこちらから
FROM PRACTICE TO RESEARCH 実務から生まれた問いを研究へ
英国と日本の双方で仕事をする中で、次第に関心は個々のデザインから、デザインを成立させている社会の仕組みへ広がっていきました。
なぜ、同じように高度な建築技術と文化を持ちながら、英国と日本では既存建築の扱われ方がこれほど異なるのか。なぜ英国では建築とインテリアの専門家の協働や、歴史的建築の資産価値向上の仕組みが形成されたのか。一方、日本ではなぜ長く新築住宅が市場の中心となってきたのか。
こうした違いは、デザイン思想だけで説明できるものではありません。住宅政策、都市計画、建築制度、不動産市場、金融、専門職教育、素材や技術、文化、生活者の価値観など、多くの要因が重なっています。
実務の中で長く感じてきたこの問いを、経験談にとどめず、検証可能な知識に変えるため、現在は研究に取り組んでいます。
RESEARCH 実務知を検証し、再び社会へ
2025年より、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻に研究生として在籍し、建築史研究室で博士論文研究を進めています。
論文題目(仮)は ”英国の高付加価値 既存住宅 改築市場において発達した「統合的協業」を可能とした建築環境の形成過程に関する検証研究” です。
これは英国を「正解」として日本へ当てはめることが目的ではありません。異なる歴史と制度を持つ二つの社会を比較することで、建築・インテリア・文化・市場を成立させている構造を明らかにし、日本でこれから可能となる選択肢を考えることを目指しています。
実務によって見えてきた問いを研究へ。研究によって得た知を、再び教育と社会へ。
自然と活動の中心が研究に移ってきたのは、これまでの実務と教育の延長線上にあるものだと考えています。
A CONTINUOUS CYCLE 知を次世代へ手渡す
インテリアデザイナーとしてのキャリアはロンドンで学ぶことから始まりました。
継続的な学びと仕事から得たことを文章化し(現在まででA4・5000ページほど)その蓄積を教育に変える。
卒業生たちとのプロジェクトでの実装により、プロとしての学びをさらに進める。
現在は、その過程で生まれた問いを研究として検証しています。
これは最初から計画していたキャリアではありません。
一つの問いに向き合い続ける中で「実務、研究、教育」が少しずつつながり、現在の形になりました。
得られた知識を自分の中だけに蓄積するのではなく、次世代に手渡し、その実践によってさらに更新されていく。
Curation & Designをポリシーに、これからもその循環をつくっていきます。

キュレーションホテル、その哲学を踏襲する施設開発のコンサル、プロデュースをします
日英でのデザインオフィス主宰経験を生かし未来志向でユニークな現状分析を行います
世界視座の教養と建築デザインセオリー、スキルを学ぶプロ向けの学びを提供します
日本文化を知り、アイデンティティを形成し、デザインに昇華させる学びを提供 します
About
澤山乃莉子 NORIKO SAWAYAMA BIID
建築・インテリアデザイナー、プロデューサー、コンサルタント
教育者、研究者、BIID Japan Chapter Founder
ロンドンで17年間デザインオフィスを主宰し、歴史建築の改修デザインに従事。建築・インテリア・文化のサステナブルな統合を目指す「Curation & Design」を提唱。
2018年からは日本に拠点を移し、そのコンセプトをキュレーションホテル群に実装し、世界的デザイン賞の入賞・受賞を含め、内外から評価を得る。
教育の分野では、2012年に英国カレッジと提携しProfessional Diploma が取得できる「西洋建築インテリア・デザイン学」を、2026年4月には工芸・アートを建築デザインに結ぶ「デザイン日本学・A」を開講。
現在、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻に研究生として在籍し、建築史研究室で博士論文研究を進行中。
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